心の余裕がなくなると

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帰宅時にFacebookのニュースフィードをみていて、仕事仲間が紹介していたあるページが目に留まりました。そのページは精神科医の香山リカさんの書かれた「アフター311」−震災後の社会マインド- 実の姉妹が「被災地支援の海産物」で大もめ −原発事故「ストレス三重苦」が生む「洗脳寸前ジャパン」という記事。記事のタイトルはよくあるセンセーショナルな書き方で、それ自体はセンスがないなと思うぐらいで(きっと香山さんじゃなく編集部がつけたのでしょう)、特に気にもしませんでした。

しかし、中身を読んで「なるほど」と思うことがあり、自分の震災後の思考が香山さんが指摘する通りのものであることに気づかされたのです。

テーマは、震災後の多くの人の気持ちの持ち方、特に原子力発電問題に対する気持ちの持ち方に当てられています。自分のこの問題に関するスタンスは、原発推進でも原発反対でもないところにあり、無責任にも電気があればその発電方式については頓着しないというものでした。今でも、そのスタンスは変わっておりません。だから、自分はこの問題に対してニュートラルであり、原発推進派の意見も反対派の意見も極端すぎて読んでるだけでストレスがたまるという感覚を持っていたのです。そんな中、"限られた範囲"ではありますが論理的な考えをしている人が多いと思われる原発推進派と感情的な議論を繰り広げているように見える人が多い反対派の意見を比べ、方向は違えどより極端な意見を言っているように見えた原発反対派の意見に、どちらかといえば大きなストレスを感じ、TwitterやFacebookに流れる感情的な情報をみて何人かのフォローやフレンズを解除してしまいました。自分はニュートラルだと思ったまま。

しかし、立ち位置はともかくとして精神的にニュートラルじゃなかったんですね。香山さんの記事を読んでそのことに気がつかされました。原発推進、反対、ニュートラル、その考え方の違いに限らず、心の余裕がない状態が想像力や発想力を制限し、思考力や判断力が衰退していく。そして、自分の信じる教義的な意見をより求め、自分の求めることを言っている人の意見だけを追い求めてしまう。言ってみれば自分で自分を洗脳しているかのような状態になっているという香山さんの指摘。そう、自分も無意識のうちにニュートラルな意見を追い求めていたんですね。震災後、自分もストレスを感じ、心の余裕がなくなっていたのでしょう。まぁ、誰しもそのような状態に追い込まれる、そういう状況なので仕方がないと言えば仕方がないのですけど。

だから、この記事を紹介させていただきました。この記事を少しでも多くの人に読んでもらいと思って。より良い将来のため、原発推進派も反対派も、正確な科学的な情報を集めて一番妥当な判断をする。その先にお互いの意見をぶつけ合う議論ができるようにしていきたいものです。論理的に考えられなくても、香山さんが記事内で紹介する喧嘩してしまった姉妹のようにならず、相手を思いやる心に余裕を持ち相手を思いやった話し方ができるだけで、物事は良い方向に進みそうじゃないですか。ぜひ、この記事、読んでみてください!

なお、念のため書いておきますが、原発推進派にも感情的な意見を表明している人もいますし、反対派にも論理的な意見を述べられている人はたくさんいらっしゃいます。ですから、私のこの記事は、双方を個別に批判することを意図したものではありません。

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コメント(2)

心の動きはほどほどに。
私は無理に冷静になろうとも思わないし、
感情を無理にだそうとも思いません。

こういう記事って、
明らかにアタリマエのことなのに、
言葉をまとめることで金になるんだな~と
感心してしまう、汚れた私なのでした(・ε・)プップクプー

みなさん、俺は普通って思い過ぎなんだよ。
結構慌てふためいてるくせに
幸せな国民よね~。

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