引き続き、iPadに関するエントリ。腹が立つ理由を冷静に考えてみた。iPadはAppleが我々利用者を喜ばせようと思って出した製品。自分でもどんだけ林檎教の信者なんだと思うが、ま、この部分はネタとして。もとい、そういうわけで、本来は利用者のためのiPadなのに、ソフトバンクのためのiPadになってるってところが怒りの元凶なんだと思う。
さて、ソフトバンクの凶悪ぶりを示すために計算をしてみた。
まず、細かいところに行く前に為替の話をしておく。iPadのアメリカでの販売価格と日本での販売価格を比較すると下の表のようになる。為替を考慮して販売価格を決定するとき、1円の単位まで正確に出すことに意味はないので、だいたいこんな感じで誤差がでますわな。といわけで、なんとなく平均をとって1ドル=98.30円ぐらいで考えてみることにします。
で、ターゲットの製品をWi-Fi+3Gの16GBモデルにあわせ、2年間ほど使い続けるとして、アメリカと日本でどのぐらい支払総額が変わるか計算してみたのがこの結果。
先ほどの、93.30円の為替を考慮すると、アメリカでは132583円。日本の支払総額と比較して3137円ほどアメリカでの支払額が安くなる。
つまり、ソフトバンクはSIMロックをかけることで海外よりも安く買えることを全面に押し出していますが、ぜんぜん安くなってない。しかも、海外の通信事業者で利用できないSIMロックがかかっている端末を売って利用者の自由を奪っておいて、支払金額が変わらないという 。為替の誤差や回線品質の差を考えたとしても決して安いとは言えない。しかも、アメリカでは2年間の契約縛りが存在しないため、使いたいときに使えてやめたいときにやめられる。3Gの利用をやめた場合では、総額の支払いは当然安くなる。日本では契約したが最後、135720円の支払いが確定するにも関わらずだ。加えて、月々の利用料金を考慮すると、先日のエントリにも書きましたが、2年以上使い続けるなら、完全にソフトバンクの勝ち。Appleの宣伝文句をもじると、まさに「信じられない価格で、保守的で魔法のようなデバイスを」だ。
繰り返し言いたい。iPadはソフトバンクのためにあるのではない、利用者のためにあるのだ。利用者のため、ソフトバンクは頑張りました!というソフトバンクの嘘に騙されてはいけない。
ちなみに蛇足ですが、ネットで見つけたこういう投票結果を紹介しておきます。こんな投票に信憑性があるかどうかわかりませんが、参考までに。リンクをたどって、「results」を見てください。どんだけ多くの人がWi-Fiモデルに流れ、3G版の利用を諦めたか。この数字が物語ってますよね。ソフトバンクが原因で「革新的で魔法のようなデバイス」を使える人、状況がこんなに限られるという。法律はからきしダメな僕が言うのも何ですが、SIMロックって独占禁止法で訴えたりできないんですかね?
さて、ソフトバンクの凶悪ぶりを示すために計算をしてみた。
まず、細かいところに行く前に為替の話をしておく。iPadのアメリカでの販売価格と日本での販売価格を比較すると下の表のようになる。為替を考慮して販売価格を決定するとき、1円の単位まで正確に出すことに意味はないので、だいたいこんな感じで誤差がでますわな。といわけで、なんとなく平均をとって1ドル=98.30円ぐらいで考えてみることにします。
| モデル | US価格 | 日本価格 | 想定される為替 |
| Wi-Fi 16GB | 499 | 48800 | 97.79 |
| Wi-Fi 32GB | 599 | 58800 | 98.16 |
| Wi-Fi 64GB | 699 | 68800 | 98.42 |
| Wi-Fi+3G 16GB | 629 | 61800 | 98.25 |
| Wi-Fi+3G 32GB | 729 | 71800 | 98.49 |
| Wi-Fi+3G 64GB | 829 | 81800 | 98.67 |
で、ターゲットの製品をWi-Fi+3Gの16GBモデルにあわせ、2年間ほど使い続けるとして、アメリカと日本でどのぐらい支払総額が変わるか計算してみたのがこの結果。
| 日本 | アメリカ | |
| 端末代金 | 58320円 | 629ドル |
| 端末割引 | -3600円 | 無し |
| 月額使用量 | 4745円 | 29.99ドル |
| 割引 | -1500円 | 無し |
| 合計 | 135720円 | 1348.76ドル |
先ほどの、93.30円の為替を考慮すると、アメリカでは132583円。日本の支払総額と比較して3137円ほどアメリカでの支払額が安くなる。
つまり、ソフトバンクはSIMロックをかけることで海外よりも安く買えることを全面に押し出していますが、ぜんぜん安くなってない。しかも、海外の通信事業者で利用できないSIMロックがかかっている端末を売って利用者の自由を奪っておいて、支払金額が変わらないという 。為替の誤差や回線品質の差を考えたとしても決して安いとは言えない。しかも、アメリカでは2年間の契約縛りが存在しないため、使いたいときに使えてやめたいときにやめられる。3Gの利用をやめた場合では、総額の支払いは当然安くなる。日本では契約したが最後、135720円の支払いが確定するにも関わらずだ。加えて、月々の利用料金を考慮すると、先日のエントリにも書きましたが、2年以上使い続けるなら、完全にソフトバンクの勝ち。Appleの宣伝文句をもじると、まさに「信じられない価格で、保守的で魔法のようなデバイスを」だ。
繰り返し言いたい。iPadはソフトバンクのためにあるのではない、利用者のためにあるのだ。利用者のため、ソフトバンクは頑張りました!というソフトバンクの嘘に騙されてはいけない。
ちなみに蛇足ですが、ネットで見つけたこういう投票結果を紹介しておきます。こんな投票に信憑性があるかどうかわかりませんが、参考までに。リンクをたどって、「results」を見てください。どんだけ多くの人がWi-Fiモデルに流れ、3G版の利用を諦めたか。この数字が物語ってますよね。ソフトバンクが原因で「革新的で魔法のようなデバイス」を使える人、状況がこんなに限られるという。法律はからきしダメな僕が言うのも何ですが、SIMロックって独占禁止法で訴えたりできないんですかね?




フランスでは業界1位のOrangeがiPhoneの独占契約を結んだのですが、業界3位のBouyguesが競争当局に異議申し立てをして、競争当局の判断によりOrangeの独占契約が破棄された事例があります。日本の場合は業界3位が独占ですからね。競争的には勝者がより勝つという構図ではないので同じような判断は難しいかも知れませんね。
http://www.kddi-ri.jp/pdf/KDDI-RA-201002-01-PRT.pdf
6章 OrangeによるApple社iPhoneの独占販売(23ページ)
なるほど。フランスではそんな例があったんですね。しかし、冷静に考えれば考えるほど、ひどいなぁと思う今日この頃...。tu-kaのレポートにもあるけど、MVNOオペレータが増えてもっと競争が起こればいいのにね。
このSPAMではないがSPAMとも言えるロボットの投稿、何が目的なんだろう(^^;